終盤爆死パーティ(キラフロル+カイリュー軸)
こんにちは。
構築記事を書くのは初めてで諸々不備あるかもしれませんのでご容赦ください。
TNレオ:775位(レート1940)
TNコハク:4628位(レート1755)
以上のTNでプレイしています。
低い方の順位から分かるように構築の完成度低くランクマ終盤負けが続きましたが、今シーズンの動き忘れないようにする目的と、比較的終盤までは安定してたキラフロル+カイリュー軸紹介します。
私の順位帯ではふうせんキラフロルと最速カイリューに余り当たりませんでしたが、かなり動かしやすさは感じたので今シーズンも微調整しながら使うつもりです。
コンセプト
・キラフロルのステロどくびしからの、最速飛行テラスカイリューのアンコール+積み展開
・初手特殊アタッカーでディンルーを誘い、ふうせんキラフロルを展開
・キラフロル+カイリュー展開で重くなるパオジアン、テツノツツミの対策
構築経緯
1.キラフロル
どくびし展開がシーズン通して強力だった事、どくびし通らない時の選択肢としてステルスロックを撒けるポケモンとしてキラフロルを構築の始点としました。キラースピンによるステロ解除も後述するカイリューを通す上で有用です。
キラフロルと言えば初手のタスキがメジャーですが、警戒されるが上に読まれやすく思ったような展開が出来ないと感じました。例えば初手に特殊アタッカーを出されてどくびし撒けず、ステロを撒くだけで終わるだけで退場します。
環境的にどくびしが回収されやすく、ステロ撒くだけで終わる可能性が高いポケモンでは役割が不十分に感じたので、耐久振りの風船持ちキラフロルとしました。特にディンルーやコノヨザルの後出しとして安定します。
2.カイリュー
キラフロルの相方としてアンコール持ちのカイリューを採用しました。火力も欲しく、テツノツツミやハバタクカミもまとめて突破して欲しいので飛行テラバーストカイリューを最速調整にしています。
後出ししたキラフロルは地震で突破されるケースが多く、カイリューを繰り出す事でアンコールを意識させる事で行動をしばり、その隙にりゅうのまいを積んで飛行テラバーストで突破するなど、キラフロルとの相性補完は良かったです。アンコールを上手く使うことで物理受けも強引に突破できます。
最初期は同じくキラフロルと相性のいいドラテカイリューを使っていましたが、環境の火力が高すぎてうまく展開出来なかったため、このカイリューを採用しました。
3.イーユイ
以上の展開だと初手に特殊アタッカーを出されやすく、更にサーフゴーが重いので、引き先にも圧力をかける事が出来るHSイーユイを採用しました。
相手の構築次第では、有利対面で身代わり置いて悪巧みを積む事でそのまま全て破壊できます。耐久に振ることでテラス込みでキョジオーンも起点にできます。
メガネでも使ってましたが後述するテツノツツミにメガネを渡したため、この型にしました。
4.ハバタクカミ
以上のポケモン達ではテツノツツミやパオジアンなどの高速アタッカーが重いため、それらを意識してブーストエナジー持ちのハバタクカミを採用しました。
あまえるといたみわけを採用する事でカイリューに繋いだり、対面選出もしやすくなり、非常に使いやすいポケモンでした。
5.ハッサム
パオジアンに有利なポケモンとしてHBゴツメハッサムを採用しました。環境に多いハバタクカミに圧力をかけれる点も優秀でした。
6.テツノツツミ
この枠はコロコロ変えてましたが、クイックターンの対面操作で初手出ししやすいメガネテツノツツミを採用しました。
相手のスカーフ特殊アタッカーに弱すぎたので、コンセプトにもあまり合わず、メガネもイーユイに譲ってスカーフでも良かったかもと、諸説ある枠になってます。
個体解説
キラフロル
性格:おくびょう
特性:どくげしょう
実数値:189(244)-*-110-150-103(12)-151(252)
持ち物:ふうせん
テラスタル:くさ
技構成:キラースピン/アシッドボム/マッドショット/ステルスロック
調整意図:実況者のスポンジさんの調整拝借
おくびょうC252ハバタクカミのシャドーボールを乱数6.2%で2耐え
前述の通り、タスキではなくふうせんにする事で相手のステロ撒きとして多いディンルーなどに後投げが安定し、キラースピンで展開を阻害できます。大凡の物理アタッカーに対しても一度は地面技が打たれず、一撃は耐えるため安定して展開出来ます。コノヨザルにも安定して仕事ができました。
S操作出来るマッドショットとステルスロックは確定で、アシッドボムは後続の特殊アタッカーの通りをよくするため採用しています。
終盤にかけて攻撃技持ちや水テラスが増えましたが、ドヒドイデやテツノドクガにも後投げでき、テンポを取りやすかったです。
テラスタルはキノガッサ意識でくさにしてますが、このポケモンにテラスを切る場面は無かったです。
アシッドボムをまきびしにしていた時期がありましたが、流石に欲張り過ぎてたので不採用にしました。
耐久調整などブラッシュアップ出来れば、より動かしやすいポケモンになるんじゃないかなと思ってます。
性格:ようき
特性:マルチスケイル
実数値:167(4)-186(252)-115-*-120-145(252)
持ち物:するどいくちばし
テラスタル:ひこう
技構成:テラバースト/アンコール/はねやすめ/りゅうのまい
調整意図:りゅうのまい一回でパオジアンなどを抜くために最速
構築のエースです。前述のキラフロルが地面技を打たれて倒れた場合、アンコールをする事で積む隙を作る事ができます。りゅうのまい一回でパオジアン、ハバタクカミ、テツノツツミなどを抜いて突破して欲しかったため、最速にしています。
飛行一致テラバーストにより、一回舞うだけで並の耐久のポケモンは一撃で倒せます。
ハバタクカミやテツノツツミがブーストエナジーで更にSを上げる事が出来る影響のためか、カイリューの最速は余りケアされず、通りがよかったです。
ブーストエナジー持ちの場合、テツノツツミは後出しからのアンコールに注意が必要で、裏にいそうな時は安易に積まずテラバーストを打つ事を心がけました。ハバタクカミはあまえるなどで機能停止を狙ってくるため、アンコールを打ち、後述の特殊アタッカーなどに交換して対処する事が多かったです。
火力底上げのため、するどいくちばしを持たせています。
はねやすめか、もう一つ攻撃技を採用するかで迷いましたが、どくびしとの相性の良さや、のろいを読んでアンコールする事でミミッキュもカモにできるため、はねやすめに落ち着きました。テラバーストワンウエポン故の使いづらさもありましたが、トータルで見ると環境の通りが非常に良いポケモンでした。
イーユイ
性格:おくびょう
特性:わざわいのたま
実数値:161(244)-*(A0個体)-100-156(4)-140-167(252)
持ち物:たべのこし
テラスタル:ゴースト
技構成:ふんえん/あくのはどう/わるだくみ/みがわり
調整意図:HP16n-1調整、ミラー意識の最速
耐久振りのメガネイーユイ使ってましたが、テツノツツミにメガネを渡した関係で、状態異常などにも対応出来て初手置きもしやすいみがわり持ちのイーユイにしました。耐久に振る事でテラス時しおづけを耐えるため、キョジオーン入りにも強いです。
有利対面みがわりを貼ってわるだくみすれば相手のサイクルを破壊できるので、Cに特に振る必要性は感じませんでした。
特殊耐久も高いのでキラフロル読みで出してくる特殊アタッカーに刺さるかなと思いましたが、チョッキでも良かったかなと思っています。
ハバタクカミ
性格:おくびょう
特性:こだいかっせい
実数値:
131(4)-*-103(220)-178(180)-156(4)-184(100)
持ち物:ブーストエナジー
テラスタル:ほのお
技構成:ムーンフォース/マジカルフレイム/あまえる/いたみわけ
調整意図:実況者のしざよさんの調整拝借(ミラー意識で少しS振ってます)
カイリューが通しにくい場合のエースになれたり、逆に起点を作ってカイリューに繋げたりといろんな場面で活躍してくれました。キラフロルのアシッドボムを打つ事ができればディンルーを突破したり、引先に負荷をかけることも出来ます。
S調整難しいですが、最速ドクガのようなS110抜きまで振っても良かったかもしれません。
性格:わんぱく
特性:テクニシャン
実数値:177(252)-151(4)-167(252)-*-100-85
持ち物:ゴツゴツメット
テラスタル:みず
技構成:バレットパンチ/テラバースト/きりばらい/とんぼがえり
調整意図:パオジアンに後投げしたいのでHB特化
怯みまで考慮するとパオジアンが全く安定しないため、ゴツメ持ちのHBハッサムを採用しました。相手からの有効打がせいなるつるぎしかない事が多く、対面からとんぼがえり打つことでテンポを取れて使いやすかったです。相手のハバタクカミのテラスを強要できるのも強かったです。
余りテラスタルを切らなかったですが、炎技を避けるために採用したみずテラスは、相手のハバタクカミがほのおテラスである事が多く、テラバーストで破壊しやすかったです。
きりばらいは余り使いませんでしたが、キラフロル通しにくい時に、ディンルーの展開を阻止したりと局所的に役立ちました。
テツノツツミ
性格:おくびょう
特性:クォークチャージ
実数値:
131-*-135(4)-176(252)-80-206(252)
持ち物:こだわりメガネ
テラスタル:みず
技構成:フリーズドライ/ハイドロポンプ/れいとうビーム/クイックターン
構築としては非常に微妙なポケモンになってしまいました。スカーフ特殊アタッカーに出オチしやすく、使いづらさが目立ってしまいました。
スカーフで調整し直すか、もしくは他のポケモンでもいいなと思う場面多かったですが、テツノツツミ自体のポテンシャルが高く、この構築でもそこそこ活躍してくれました。みずテラスハイドロポンプは偉大です。
選出パターン
・イーユイorテツノツツミorハッサム+キラフロル+カイリュー
最も多かった選出になります。イーユイなどが苦手なディンルーやコノヨザルなどにキラフロルを後投げし、こちらの展開を安定して押し付けることが出来ます。その後カイリューを通して全抜きを狙います。
初手のパオジアンを警戒する場合はハッサムを出し、とんぼがえりでキラフロルを出す展開をしていました。
受け相手やキョジオーン入りにはイーユイで確定し、相手のドヒドイデをキラフロルの起点にして頑張ってました。割と勝率は良かったと思います。
・キラフロル+ハバタクカミ+カイリュー
相手の選出が読めない、キラフロルを初手から通しやすい場合の対面的な選出となります。キラフロルからハバタクカミに繋ぐのも相性が良く、あまえるやマジカルフレイム、いたみわけで相手を倒しつつ、裏のカイリューに繋ぐことが出来ます。終盤は前述の選出が通りにくいケースが多く、最もこの選出が安定していた気がします。
キノガッサがいる場合は初手キラフロルからのカイリューのアンコールで誤魔化して対処してました。
重いポケモン
・テツノツツミ
環境序盤はブーストエナジーが殆どで初手に出される事は殆どなかったですが、後半に入りメガネ型が多くなり初手に出されると半壊してしまう事が多く、こちらが出せる初手ポケモンがハッサムくらいしかなかったため苦しい展開になる事が多かったです。
・サーフゴー(HBでんじは持ち)
カイリューが隙を見せる上、他のポケモンに交代しても電磁波でテンポをとられ、非常に厄介でした。イーユイで何とかなるケースも多いですが、イーユイを出せない時は敗戦濃厚でした。
・ウォッシュロトム(HB)
終盤にかけて増えた印象があり、対策に迷走してしまいました。単体で見るとそれほど厄介なポケモンではないですが、使用してるカイリューに打点がないため、立ち回りが苦しかったです。ハバタクカミもいるのですぐに処理できるだろうと、舐めてしまったのが終盤勝ちきれなかった大きな敗因でした。